2016年6月 5日 (日)

放浪者

フレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」を超えると言うキャッチフレーズに惹かれて、久しぶりにスパイ小説を手にした。
映画化もされたフォーサイスの代表作「ジャッカルの日」は随分昔に読んで、その時代の世界情勢を背景にしたスリリングなストーリーに魅せられて、他の作品を読み漁ったことがあった。
その頃のことをふと思い出しながら読み始めたテリー・ヘイズと言う作家のデビュー作品、「ピルグリム」。


主人公が自ら事件を語る形式で進むのもユニークだし、「9.11」以降のテロとの闘いを題材にしているのもリアリティがあって、読み始めたらグイグイ引き込まれている。

ところで、pilgrimとは放浪者の意。
ここ数年、この時期になると何だか放浪者の気分になる。
周りの人には「仕事関係で出掛ける」とは言い張ってるけどきっとそうは見えないんだろうなぁ。
でも、かと言って自分から進んで企画してる旅でもない。言わば流れに任せての旅。
もちろん正確には放浪ではなくツアーだけど。
一昨年、昨年に引き続き恒例になりつつある旅に、もうすぐ出掛ける。
今年はセブ島まで、こいつを見に行くらしい。



運良く会えれば、の話だけど。

2015年10月23日 (金)

アジアの純真

そんなタイトルの歌が流行りましたね、20世紀の終わりに。

🎵白のパンダを どれでも全部並べて
ピュアなハートが世界を飾り付けそうに 輝いてる🎵

♬火山 マゼラン 上海 マラリア
夜になって 熱が出て
多分 香港 瞬く 熱帯夜♬

井上陽水の作になるこの歌詞、妙な語呂合わせだけで何かメッセージがあるのかないのか、よく分からん歌だと当時冷めた目で見ていたものだけど。
「21世紀はアジアの時代」なんて当時言われていた雰囲気を何となく流行歌にしただけだろうと。

そして時代は21世紀。
今や正にアジアの時代。

実際にアジアの何ヶ国かをこの目で見て来て改めてこの歌詞を見ると、なんでも飲み込むアジアの雑然とした雰囲気を表していて妙にしっくり来るのが不思議。

と言うことで、来月の初っ端、今年3度目の海外出張で、今度は上海に行って来ます。
“政冷経熱”と言われて久しい彼の国と我が国ですが、果たしてどんな所なのか。



2015年10月13日 (火)

♫お〜たまじゃくしはカエルの子♬

ここにささやかな野望を抱いた親父が独りで格闘している。
その野望とは「世界制覇」でもなく、「全国制覇」でもない。
実にささやかな、小さな野望。
それはあまりにささやか過ぎて大きな声では言うのも憚られるのでこうしてここで吐露するのだけど。
ある親父バンドでギター&ヴォーカルを担当しているその親父は、実は内心リードギターに憧れている。
長年ギターを弾いてきたからには、一度くらいはストロークやアルペジオ、スリーフィンガー と言った伴奏だけではなく、ソロをカッコよく弾いてみたい。そんなささやかな野望を抱いている。
しかし、残念ながら現在の彼のギターの腕前ではそれは無理な相談だ。アドリブ演奏ができるわけでもなく、耳コピも出来ない。
ギターテクの解説書を山ほど買い込んで様々な練習法を試みるが、なかなか成果は上がらない。
そこで頼みとなるのが歌本に記載されている間奏の部分の楽譜だが、そこでもやはり壁にぶち当たる。楽譜が読めないと言う致命的な弱点。

「楽譜が読めなくても演奏できるのがギターのいいところさ」、なんて言いながら避けてきた苦手な楽譜、楽典。

「ドレミ」は分かる。五線譜に従って音の高さを拾っていけばいい。♯や♭が付いてたらそこを半音上げたり下げたりすればいい。
問題は音の長さ。
それぞれの音をどんな長さ、どんなリズムで 弾けばいいのか、楽譜を見てるだけではさっぱり読み取れない。メロディーが浮かばない。

「『おたまじゃくしはカエルの子
やがあて 手が出る 足が出る』、けれど俺には手も足も出ないぜ」

などとニヒルに洒落てみても始まらない。

おたまじゃくしを一つずつ拾って、ポロン、ポロン、と弾いてたんじゃ全く埒が開かない。
親父は思わず呻く。ここで「おたまじゃくしと闘うことになるとは、、、」

しかし、21世紀のテクノロジーはそんな親父にも優しかった。

http://www.finalemusic.jp/products/notepad

こんな便利なアプリケーションソフトが無料で簡単に手に入ってしまう。\(^o^)/





手持ちの楽譜をこれに置き換える作業は必要だけど、それをパソコンが演奏してくれるのでとても便利。
おたまじゃくしを並べた後は、パソコンがそれをなぞって聴かせてくれる。
あとはそれを参考にしながら、華麗な指捌き、、、になる様に練習あるのみ💪

2015年9月25日 (金)

苦手を乗り越えると忙しくなる

仕事関係で仲良くしてる人からの熱心な誘いを受けて、一昨年からとうとうスキューバダイビングを始めることになった。
海水浴には子供の時分に毎年行っていたし、若い頃も山よりは海が好きだったの確かだけど、この年齢になってやるようになるとは思っても見なかった。
スキューバダイビングと言うと思い出すのは、バブル時代の映画「彼女が水着に着替えたら」。
どんな映画か、見てないので知らないけど、スキューバダイビングを扱った点がいかにもバブルと言う印象で、縁がないスポーツだとずっと思っていた。

実際体験してみてどうだったかと言うと、やっぱり向いてない、と言うのが最初の感想。
身体を締め付けるウェットスーツを着込み、鉛のウエイトに重たいタンクを背負うと一歩一歩が重労働になる。
次にマスク(水中メガネ)を被るのだけど、これがまた鼻まで塞ぐことになるのでとても息苦しいことになる。
何故って、人間は鼻呼吸が基本。口呼吸は万病の素とも言う。
けれど水中では鼻をマスクで塞いで、口に咥えたレギュレータからタンクの中の空気を吸わなくてはならない。
さらにこのタンクからの空気は湿度がほとんど無くて乾燥してるので吸ってると口の中がカラッカラに乾きまくる。
そんな風に肉体的ストレスがフルの状態では海中散歩など楽しめようはずもない。
、、、と言うのがダイビングに対する感想。

しかしダイバー達は口を揃えて言う。「慣れ」だと。
そうなんだろう。
海中での息苦しさも、エントリーまでの重労働も、海中でのバランスや中性浮力も、全ては"慣れ"。人間は学習する生き物。とにかく経験値を上げるために回数(ダイバー用語では"本数"と言う)をこなすしか無い。
それにダイバー達は皆、海の中ではとても優しい。
装備が有るとは言えやはり海中は人間が住める場所では無いから、一つ間違えば命に関わる環境。そんな中では無理は禁物で、常に安全を優先させることが肝要。幸いにも僕の周りのダイバーは皆、そこをきちんと理解していて決して無茶はしない。





と言うことで潜ること25本。
やっと"慣れて"きた気がする。
長かった。
先週行った伊豆のダイビングでは、海中の恐怖心を相当克服出来てる自分にちょっと自信がついた。

↓カミソリウオのツガイ



それにしてもまた趣味が増えて忙しくなりそうだ。

↓蝶々魚


↓カエルアンコウ


2015年8月 9日 (日)

探し物はkey


家のkeyはいつもズボンの左側のポケットと決めてる。無くさないように金属製のホルダーでジャラジャラと。
バイクのkeyはジャケットの右側ポケットと決めてる。無くさないように大き目のホルダーでジャラジャラと。

弾き語りしたい曲のkeyは最近はネットでゲットと決めてる。無くさないように、スマホのメモ帳にサラサラと。

ネットにも見つからない時は耳コピしかない。

今までも何度となくやってきた耳コピの手順は、
①まずメジャーかマイナーを判断。
②次に、抑えやすいコード進行(メジャーならCで始まるコード進行、マイナーならAmで始まるコード進行)を想定して実際に音を鳴らしながら探す。その際にはカポタストは欠かせない。カポタストをずらしつつ"C"の押さえ方が合う場所を探す。
③中々見つからないと同じ曲を何回も聴き直すことになって5回目くらいで嫌になってくる。
、、、と言うように決してスマートとは言えない耳コピだったけど、
前回ブログで取り上げた「最後まで読み通せる音楽理論の本」ではもっとシンプルでスマートなkeyの探し方が紹介されてた。
その方法とは、曲の中で、落ち着く感じの音がその曲のキーになる、と言うとてもシンプルなもの。

大体この手の本は、途中で挫折してあまり役に立った記憶がないのだけど、今回は本当に最後まで読み通せたし、書いてある内容も無理なく実践出来そう。











2015年8月 2日 (日)

形から入ってその先(ささやかな野望のために始めたこと)

なんでも形から入る人がいる。悪いことでは無いと思う。
趣味にしろスポーツにしろ、または職業でも、姿かたちに憧れてその道に入ると言うのは自然な在り方だと思う。
で、形から入ってみたものの思い通りにならずに壁にぶつかる、と言うのはどんなジャンルのどんな道でも遅かれ早かれ遭遇する。
そして、その壁を乗り越えられた人だけが、その"道"の上級者となれるのは、これまたどんなジャンルのどんな道でも同じこと。

趣味の楽器の王様とも言えるギターでも、やはり上級者を目指すなら乗り越えなければならない壁がある。

ギターの凄いところは「形から入る」がある程度通用することだと思う。
楽譜が読めなくても、音の出し方(どこを押さえると何の音が出るか)を知らなくても、コードと言う押さえ方をいくつか覚えれば何となく伴奏になって弾き語りが出来ちゃうと言う手軽さが多くの人を惹きつける。
けれども、そこで満足してたらいつまでも初心者を抜け出せない。

コードの形だけを覚えて弾けば何となくカッコがつくんだけど、そこから先に行くにはやっぱりちゃんと理論や仕組みを身に付けることを避けて通れない。

『いつかはバンドでリード&ソロを弾きたい』
そんな野望を持ってしまったからにはもはや「形」だけに頼った弾き方では先に進めない。
そう観念して、こんな本を読んでる。




そして、そこに書いてある通りギターの指板も覚えようと頑張ってる。




1日1フレット、、、
50過ぎの堅い頭には中々の負担だけど、野望のために。

2015年7月31日 (金)

そーっと再開♪

半年もサボってしまった、ブログ更新。

何があったと言うワケでは無いけど、なんとなく。

適合するフリーメンテバッテリーが無いナナハンは2週間乗らずにいるとすぐバッテリー上がりになってしまうので、自然と足が遠のいてしまって今年はツーリングにまだ一度しか行ってないし。

ナナハンに乗り始めてからの大きな目標だった北海道ツーリングは、去年達成してしまってバイク熱も一段落した感じなんだけど、バイクに全く興味を無くしたかというとそうでもない。

ここ数年とても気になっていたアドベンチャーと呼ばれるタイプのバイクが、国産4メーカーからも出そろったし、これでバイクを買い換えたりしたらまた気持ちが盛り上がるのかも知れない。

でも今はなんだかそんな気になれない。

今、気になるのはバイクよりも、こっち。

80311786000_l

一昨年から始めたオヤジバンド。レパートリーは70年代から80年代のフォーク、ニューミュージックというありがちなオヤジバンドでの僕のパートはヴォーカルとリズムギター。

ここだけの話、メンバーの“腕”はそれほどではないオヤジバンドの中で、さらにそれほどでもない“腕”しか無い僕に出来ることは、コード押さえてストロークしながら歌うことくらい。

でも、そんな中でも密かに野心を持ってる。いつか、このバンドでリードギターを弾いてみたい。

81ojdncnl__sl1500__2そしてその時は上の写真の安物ギターじゃなく、こっちの本物のグレッチ(ギターのブランド)を手にして。

、、、と、バイク熱が冷めつつあって、ギター熱、バンド熱に火が付きつつあることを誰にともなく告白して再会するブログでした。





2015年1月27日 (火)

渡る世間にninjaあり

「日本人が英会話を苦手とするのは、大部分の人が対人恐怖症だから」と謳っている英語教材の宣伝HPを見た。
「成る程」と頷きたくなった。
確かに物心ついた頃から、お父さんお母さん、ジイちゃんばあちゃん始め、学校のセンセイやらお巡りさんやら、とにかく周りの大人達からは事あるごとに「知らない人について行っちゃダメだよ」とか
「人を見たら泥棒と思え」とか
世の中の世知辛さを教え込まれてきた。
そうして思春期を過ぎて年齢も立場も大人と呼ばれるようになると今度は、
「男は外に出ると七人の敵がいるんだ」
と酔った先輩達から三日に一度は聞かされて、本人もついその気になって家の者に吹聴しまくる時期を過ごす事になる。

「渡る世間に鬼は無し」と言う諺が持つ心暖まる意味も、いつしか「〜鬼ばかり」と言うドラマのタイトルに塗り替えられて忘れ去られてしまったし。
そんなこんなで「日本人の大部分が対人恐怖症」と言う説はとても説得力を持つと感じてしまう。


そんな小難しい話はさておき、先日、晩のおかずを買いがてら通ったコンビニの駐車場に、ピカピカのオレンジ色に光る単車が止まっていた。見るからに新車。しかも国産。
カウルにはninja400のLOGOが。
それだけなら「ふ〜ん、新車のニンジャか」と素通りするところなんだけど、そのかたわらに立って缶コーヒーをすすっていたのが明らかに二十代と思しき青年だった事に軽く感動して立ち止まり、つい声をかけてしまった。
#単車は中高年の趣味と世間で言われるようになって久しい中で、若者のライダーに出会えた事に感動してしまったのです(≧∇≦)#
「じーーっ」(O_O)(バイクを見つめる視線)
「綺麗なバイクだね。新車?」
「、、、えっ?、、、あぁ、はい」
「オレンジ色のニンジャ、いいね」
「はぁ、どうも、、、」
「、、、気を付けてね」
「ペコリ」(軽く会釈する)

半分得意そうな、半分迷惑そうな、曖昧な表情に若者らしさを感じながら、少し楽しい気分でその場を立ち去るおじさんでした。

若者よ、渡る世間は鬼ばかりでは無いのだよ、と。

2015年1月18日 (日)

知らぬが仏、知らないと仏

新しい年の最初のブログのタイトルとしては"如何なものか"とは思いますが、モノを知らないのは本当に怖ろしいことだと感じた出来事を一つご紹介しようかと。
この時期、例年バッテリー上がりに悩まされる愛車のCB750(RC42)なんですが、その度に押しがけもしんどいので、昨年、バッテリー充電装置なる物を購入して見ました「(^_−)−☆ふふふ、これでメカに詳しい『出来る男』に一歩近づいたぜ」
なんて一人ほくそ笑みつつ、バッテリーを愛車から取り外したり、愛車に取り付けたりしてたんです、いとも無造作に。
しかし、その手順が実は間違えていて、それは相当ヤバイ事だと知らされて、背筋が凍りついてしまいました。

「バッテリーの取り外しの際はマイナス端子から」
「バッテリーの装着はプラス端子から」

と言う手順があって、それを間違えると運が悪ければ大惨事に繋がると言うこと。
手順があるのは何となく知ってましたが、そんなに重要視してなくて時々逆のやり方をしていました。それがどんなに恐いことかも全く知らずに。

マイナス端子を繋げたままプラス端子が車体の金属部に触れようものなら、その途端火花を散らして溶接されてしまう事も有るそうで、、、
#火花がガソリンに引火して炎上なんて事も有るかも#

((((;゚Д゚)))))))
怖ろしい事です。
知らぬが仏、知らないと仏になるところでした。

それにしても痛い思いをせずに新年を始められた事はラッキーな限りです。f^_^;)



2014年12月31日 (水)

今年も色々ありました

いやあ、アッと言う間でした。2014年。
思いの外、色んなことがありましたけど。
しかも人生初のことばかり

タイでダイビングしたり



北海道をナナハンで走り回ったり





初めて参したバンドでライブを敢行したり







それもこれも、ご一緒してくれた皆さんのお陰です。

こうして今年も大晦日恒例のバイクでの帝釈天参詣を迎えることが出来ました。



世の中見渡すと、楽観的なことばかりではありませんが、、、
前を向いて行くしかありません。
#月並みですが#

何はともあれ、皆様、良いお年を

«独り唐沢山城

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