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2009年11月 1日 (日)

わかものたち

君の行く~道は~♪果てしなく~♪遠い~

おなじみの青春ソング。小学生の頃、初めて聞いたとき、「僕も大きくなったら青春を謳歌するんだ」って、思ったもの。

で、その謳歌する中身と言えば、まぁ今にして思えばつまらないもので、例えばスポーツだったり、バンドだったり、そしてバイクだったり。

そしてそこには必ず女の子がいて欲しいわけで、つまりまぁ、十代を軟派にエンジョイすることすなわち「青春を謳歌」することだと、浅はかに考えていたわけです。

決して「希望へと続く、果てしなく遠い道」を「歯を食いしばり」行こうなんて思ってはいなかったですね。

あ!でも、その「希望」が女の子と仲良くなることだったり、○○することだったりした場合には、多分、ちょっとは「歯を食いしばり」頑張ったんだろうと思う。それが「果てしなく遠い道」でも、或いはそこに危険が伴っていたとしても、ちょっとした冒険気取りで。

そう、バイクに乗る、なんてのはまさにちょっとした冒険。学校では禁止されているし、乗り回している奴らにはちょっとやばそうな連中が多いし、なにより転んだらただじゃ済まない。

それでも僕らの世代の男どもはこぞって乗りたがったものだ。

ところが今や、単車は中年の趣味の乗り物となってしまった観がある。モーターショーの客層も20年前の若者が中心。

何故、今時の20代はバイクに乗らなくなってしまったのか。

昨日、そんな話を夫婦でしていると、家内がとても興味深い分析を披露してくれた。

「今の若い子達は私たちと違って、幼い頃から危ないことはできるだけ避けるように育ってきてるから」

「!!なるほど!!」

確かに僕らの世代の幼少期を思い出してみると、結構危ないことをして遊んでいた気がする。遊びに行く場所の行動半径を、息子達と僕らの少年時代を比べてみると、多分5~10倍近い差があると思う。

そこは行ったことのない山の藪の中だったり、河原だったり、隣の町の駄菓子屋だったり。

多分、小学生の息子が同じようなことをやりたいと言ったら、親としてきっと反対するだろう。危ないからダメ!とか言って。

藪の中にはまむしやスズメバチがいるかも知れない。河原も水の事故が心配。隣町の駄菓子屋だって、不良のたまり場になってるかも。

そんなKY(危険予知)が大人の頭には次々と浮かんで、子供をそんなところに行かせてはならないと警告する。実際には事故や事件はそんなに頻繁には起きないにも関わらず、被害妄想だけが先走る。

でも、考えてみると、そう言う“危険”を知るというのも、人間の成長にとって必要なことかも知れない。

で、そうやって危険なことから遠ざかって育てば、当然単車に興味など抱くはずもない。どんなにおしゃれなバイクだって、絶対危険な香りがするから。

かといって安全で転ばないバイクなんか、それだけで魅力半減。そんなバイクが世の中に普及しても、きっと乗らないだろうなぁ。

ところで、じゃあ、息子達が年頃になって二輪免許を取りたいと言い出したらどうするか。

うーむっ、すぐに答えは出せない。「年頃」になるまで考えさせて。

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バイク」カテゴリの記事

コメント

あっしがバイク(原チャリ)に乗るようになったのは

遥かなる遠征距離の伸びと ちょびっと大人に

なった優越感でした 高校になると友達の家が

向こう四区にまたがり はたまた川越に新築の家

まで遊びに行ったものでした

途中見知らぬ人とのすり抜け競争で 一度後方で

すごい音が聞こえたこともありました

あっしも よくぞご無事で  身内は心配でしょーね

>あっしも よくぞご無事で  身内は心配でしょーね

可愛い子には旅をさせろ、とは言いますけど、やっぱり心配だったでしょうね。

私がバイクに憧れる様になったキッカケは、「仮面ライダー」ですね。
カッコ良くバイクを乗りこなし、颯爽と現れては怪人たちを倒す姿に、「大人になったら、絶対にバイクに乗るんだ!」って思っていたのを覚えていますよ。

ところが、平成ライダーのライダー達は、全然カッコ良くバイクに乗らなくなってしまいました・・・
唯一、バイクを乗りこなしたクウガは、怪人より手強いPTAの攻撃に会って・・・
大人がそんなだから、バイクに憧れる子供が育つ筈はないですよね。

大切な子供達を危険から回避させるのは大事な事ですが、危険なものを危険と知らないまま回避させても、何の意味も無い事を、大人たちは気付かなくちゃいけないと思いますよ。
「経験して学ぶ」これが基本だと思います。

親の側も、相当勉強して、覚悟を決める必要は有りますが、その辺りは「とあるボランティア活動」の指導者にも通ずる部分では有りますね。

参謀さん、どうもです。
(昨日はお世話様でした)

仮面ライダーの存在は大きかったですねぇ、確かに!
自転車の後ろの荷台に座って意味のない前傾姿勢をつくって、サイクロン号ごっこをしていたのを思い出しました。

>親の側も、相当勉強して、覚悟を決める必要は有ります

そうですねぇ、親の覚悟が一番難しいかも知れませんね。

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