« 来るべき季節を思って | トップページ | がむしゃら ばたふらい »

2011年2月19日 (土)

1300年かかって

先日のブログで書いた、NHKの古代史をテーマにした番組で、7,8世紀ごろに日本全国で整備された道路網を取り上げていた。“古代道”と呼ばれる。

当時、朝鮮半島との戦争に備えて、兵馬を運ぶことを想定して天皇が整備させたらしい。
その構造は、現代の道路建設でも通用するくらい高度な技術で出来ていて、推計によると述べ30万人の人手が必要となると言う。日本の総人口が100万人に満たなかった時代、これだけの道を、誰が、何のために作らせたか、詳しいことは文献にも残っておらず、まだ研究中。

面白いことに、その古代道、高速道路の建設現場から、遺跡が発見されることが多く、通るルートが現在の高速道路網と似通ってる。
1300年前も今も、国の考えることはそんなに変わらない、と言う研究者のコメントが印象的。

また、この古代道は、単に戦争準備のためだけでなく、全国から都に物資を運ぶ際にも役だったらしい。当時、都に運ぶ物資の中心は租庸調。今で言う税金。
で、その税は「運ぶ」と言うよりも、持参させて献上させる、と言う方が実態を表している。納税者が自ら租や調を担いで都に納めに来る。もちろん誰も喜んで来やしない。中央の役人が連行する形になる。

こちらは1300年掛かって随分様変わりしてますね、さすがに。

今時は電子申告、電子納税。書類を持参しなくても、自宅に居ながらにして、申告、納税が出来る。

ところで、税金は「払う」ではなく、「納める」と言う。財布からお金が減ることには変わりないけど、この「納める」と言う言葉の意味が重要。

漢和辞典で引いてみると、「ささげる」とか「さしだす」と言う意がある。

そう、単に払うのではなく、ささげて、差し出さなくてはならないのが税金。お上と民との上下関係を想像させる言葉が未だに使われている。

その辺はやはり1300年前から変わってない。

« 来るべき季節を思って | トップページ | がむしゃら ばたふらい »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 1300年かかって:

« 来るべき季節を思って | トップページ | がむしゃら ばたふらい »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

ウェブページ