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2014年4月22日 (火)

大きなお世話なんだけどね

ある日の帰宅途中の電車の中で耳にした会話。総武線の水道橋から乗って来た20代前半と思しき男性3人が、今から飲みに行く相談。

「カサイ行こう、カサイ」

火災でも無く家裁でも無いと思う。葛西だろう。
そこに何が有るのか、誰が待っているのかは知る由もないが、一行の当面の目的地は葛西になるらしい。

「ところでこれ何処行き?」

「津田沼行きだよ」

「じゃあ西船行くから、そこで東西線だな」

『ちょっと待て』、と言いたかった。
君ら方角は間違ってないが、乗り継ぎから考えるなら逆だろ。
『葛西行くなら一つ戻って飯田橋から東西線がセオリーでしょ!』と。
『ああ、でももう御茶ノ水過ぎて秋葉原だね。でもまだ間に合う。秋葉原から東京、大手町で東西線に、と言うルートでも間違ってないぞ。』
などと、隣で吊り革に掴まってる中年男の心の叫びなどとは無関係に、彼等の仲間の飲み会の失敗談で盛り上がってる。

「葛西は東西線だよな、乗り換えどうする?」と一人が思い出した様に言う。

『はぁ?今更何を言ってるのかね、もうすぐ錦糸町だぞ』、と吊り革中年男、またもや心の中で叫ぶ。

「ええっと、錦糸町で降りて、、、」
「錦糸町じゃ東西線乗れないよな」

『そうだよ、錦糸町から乗れる地下鉄は半蔵門線だ。』

「そうか。いや、でも錦糸町で降りよう、、、」と若者の一人が言う。

『お!それは案外良いかも知れないぞ。錦糸町からバスで東陽町まで行ってそこから東西線、と言うルートもありだ、冴えてるじゃないか若者よ(*^_^*)』
と、聞いてると

「、、、秋葉原まで戻ろう」

『Σ(゚д゚lll)』
ガクッと、膝が崩れそうになる吊り革中年男。
決して電車の急ブレーキのせいでは無く、思わずガクッとなる。

『なんじゃ、そりゃあ(松田優作風に)』

『葛西にどんな店があるのか、誰が待っているのか知らんが、そんな行き方があるか!?』
『思い込みと成り行きで錦糸町まで来て、ルートの確認もせずに引き返すなんざ、いい歳した大人がやることとは思えないぞ。』
『ホームに降りたら考え直せ、まだ間に合う。今ならまだ間に合う筈だ。故郷(くに)ではお袋さんが泣いてるぞ。』
『こういう時のためにスマホがあるのでは無いのか‼』

・・・若者達には、通りすがりの中年男の心の叫びは届かなった。

まぁ、大きなお世話なんだけど








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コメント

こちらではご無沙汰でした。
4月になり、いろいろと書いていたのね。
北海道ツーリング、いいですね。
今から足許に注意して、車検を済ませ、妙な色の(笑)チェーンに変えて、気をつけて行って来てください。
まだちょっと先ですが。

nakayanさん、どうもです(◎´∀`)ノ
気が付けばもうゴールデンウィーク。
きっと夏もあっと言う間にやって来るのでしょう。
今年は久しぶりに夏が待ち遠しいですf^_^;

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